2004年4月より睡眠時無呼吸症候群に対する治療用装置(保険適応)を歯科医療機関でも製作することが可能となりました。
睡眠時無呼吸症候群とはどのようなものをさすのかというと、一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上おこるもの。または、睡眠1時間あたりの無呼吸や低呼吸(浅い呼吸)が5回以上おこるもの等の定義がありますが、ご自身の日中の自覚症状としては、日中のねむけが取れない、集中力が劣り疲れやすい、起きぬけの頭痛や夜間のトイレ回数が多い、等就寝時の大きなイビキなどの症状があります。また、体質的原因としては慢性的に鼻炎を患っている、顎が小さくて舌の収まりが良くない、太り気味である、扁桃腺や舌の肥大(イビキ症状を伴うことが多い)などが挙げられます。
まず確定診断は睡眠時無呼吸症候群を取り扱う内科、脳外科または耳鼻科にて諸検査(SPG等)を受ける必要があります。そしてその結果治療が必要と判断され、歯科医療機関に治療装置依頼があった場合に特殊マウスピース型装置を作製いたします。SAS担当科と歯科が協力し治療を進めていきます。治療装置作製にあたって、噛合や顎関節についての専門家が関わることによってより安全に治療を進めることが可能となっていくと思われます。
SASは放っておくと命にも関わる症候群です。症状に心当たりがございましたら睡眠時無呼吸症候群外来がある医療機関へご受診ください。
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コメント (0)仰向けになって就寝する場合、舌根部(舌の根元)が咽頭へ落ちこみます。このときに軟口蓋というやわらかい粘膜部分と舌根との隙間が少なかったりすると口での呼吸時に軟口蓋部分が振動し、いびきが発生してしまいます。
鼻炎などで鼻呼吸が困難であったり、通常よりも舌が肥大している方にいびきが多くみられるようです。根本的な治療をしていくのであれば、鼻炎への対策も必要と思われますが、舌の肥大についても健康的な大きさにもどす治療を行っていくべきと考えます。
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